2009年10月18日 神宮第二球場
日大三vs早稲田実業
2009年秋の大会 秋季東京都高等学校野球大会本大会 準々決勝

(日大三)
日大三 14安打14得点の猛攻で早実の追い上げを振り切る!
快晴の神宮第二球場で行われた 早稲田実業 VS日大三の準々決勝は開門前から多くの観客が詰めかけた。それだけ、西東京を代表する強豪チーム同士の対決に注目が集まっているのだろう。試合は、序盤から日大三の強力打線が爆発。 早実 の追い上げを振り切り、7回コールドで快勝した。
試合開始前の 早実 のシートノックでは、サードで先発予定だった深澤が打球を頭に受け、負傷。代わりに重信が起用されるというアクシデントもあり、試合前から波乱の幕開けとなった。
先制したのは 早実 。初回、1アウトから2番真鍋がカウント1-2からのストレートをライトスタンドに叩き込み、 早実 がいきなり先制点を奪う。
先制点を奪われた日大三だが、焦りは見られない。直後の1回裏、2番根岸、3番平岩、4番山崎の連打で1アウト満塁とすると、5番横尾は押し出しの死球をもらい、同点に追いつく。さらに、続く6番吉澤は右中間を深く破る2点タイムリー2ベース。日大三が早々と逆転に成功する。
日大三は2回表、エラーで1点を失い、嫌な流れを作ってしまうが、ここから打線が奮起。直後の2回裏にビッグイニングを作る。先頭の9番小林の2塁打と犠打、四球で1アウト1,3塁のチャンスを作る。3番平岩は三振を喫し、2アウトとなるが、続く4番山崎は左中間へあわやホームランとなるほどのフェンス直撃の大きな打球を放つ。これでランナー2人が生還。さらに5番横尾にもタイムリーが出て、1点追加し、6-2。 なおもランナーを2塁に置き、6番吉澤がレフトスタンドへダメ押しの2ランホームランを放ち、リードを6に広げる。日大三はこの回4つの長打で早稲田実業のエース鈴木をマウンドから降ろすことに成功した。
日大三は鈴木に代わった 早実 の2番手・長坂からも3回と5回に1点ずつ奪うことに成功。投げては先発の山崎が5回途中まで2安打に抑える好投を見せ、マウンドを背番号10・熊坂に託す。
5回終わって10-2。このままでは終われない 早実 は6回に意地を見せる。先頭の3番土屋がヒットで出塁すると、4番小野田がレフト線へタイムリー2ベース。1点を返す。2アウトとなるも、7番渡辺もレフトへタイムリーを放ち、さらに1点追加。続く代打の柿沼にもタイムリーが飛び出し、10-5。スタンドの応援もヒートアップしてきた。
だが、攻撃力では日大三が1枚上だった。失点した直後の6回裏、7番大塚のヒットと四球などで2アウト満塁のチャンスを作ると、1番高山がライト後方に走者一掃のタイムリー3ベースを放ち、貴重な追加点をものにする。さらにワイルドピッチで1点を奪った日大三。大量点の援護を受け、最後は熊坂が早稲田実業の攻撃を3人で打ち取り、ゲームセット。打線が爆発し、14-5の7回コールドで日大三が快勝した。勝った日大三は24日準決勝で 帝京 と対戦。東西の雄同士の対戦に注目が集まる。
(文=高校野球情報.com 編集部)
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