第15回 トレーニング期の食事2009年10月06日
【間食を上手にとろう】
秋の公式戦も終わり「冬練」と言われるトレーニング期に入っているチームも多いのではないでしょうか。今月は、トレーニング期の食事についてお話します。
「この冬○kg体重を増やしたいです。」
そう相談してくれる選手が、この時期特に多くなります。冬の目標として「体重増加」を」あげる選手も少なくはないでしょう。
「体重を増やす」ということは、単に太るということではなく筋肉を増やしたいですよね。体重計に乗った時には、体重そのものの数字はもちろんですが、「除脂肪体重」や「筋肉量」の項目があればその数字もチェックしてみましょう。もちろん体脂肪率が測定できる場合はそれを目安にしてもよいでしょう。
「体重を増やす」ためには、もちろん食事にも気を配らなくてはなりません。試合がないからと言って、食事がおろそかになってはいませんか?トレーニング期こそ体を作る重要な時であり、体を作るためにはやはり「食事」です。
この時期に特に注目したいのは「炭水化物」と「タンパク質」です。
この2つの栄養素の関係はもう覚えてもらえましたか?たんぱく質を摂取しても、エネルギー源である炭水化物が不足していると筋肉にはなりません。どちらも不足しないよう摂取したいですね。特に、タンパク質は練習の直後に摂取するのが有効ですから、練習後に食事ができない場合は「間食」として補うようにしましょう。「朝練」や「夜練」として多くの回数練習をしている場合は、それぞれの練習が終わったら間食を取るのが望ましいでしょう。食事が取れない場合の間食は「手軽に」ということで、バナナやあんパン、牛乳がお勧めです。
日々の積み重ねが、皆さんの体重計に乗るたびの笑顔につながれば私もうれしいです。
- 鎌倉 彩さん(SANQ~九州スポーツ栄養士会~代表)
- 1985年長崎県出身。
- 福岡県立城南高等学校、中村学園大学短期大学部食物栄養科を経て、2005年4月より外務栄養士として一般企業に勤務。短期大学部時代より高校野球部やボーイズリーグの選手・保護者・指導者を対象とした栄養講座を開講。2007年、食育セミナーも始める。2007年春より、「スポーツ栄養」を学ぶ管理栄養士・栄養士と栄養士を目指すメンバーで構成されたSANQ~九州スポーツ栄養士会~を始める。
- 栄養士・フードスペシャリスト・食育指導士
- 日本スポーツ栄養研究会会員














