第3回 炭水化物2008年10月15日

今月は五大栄養素の中の「炭水化物」についてお話します。(五大栄養素については第2回コラムをご覧ください)
「炭水化物」は別名「糖質」とも呼ばれ体の主要なエネルギー源です。炭水化物が不足すると、体はどうなるでしょうか。
エネルギー源ですから、スタミナ切れが起こりパフォーマンスの低下がおこります。また、炭水化物は脳のエネルギーにもなりますから、集中力が切れてしまったり、ミスをしてしまったりします。また炭水化物が不足してしまうと、別の栄養素を体はエネルギーとして利用するようになります。その別の栄養素とは「たんぱく質」と「脂質」です。
体にたんぱく質は多く存在しますが、その半分が筋肉という形で存在しています。つまり、エネルギー源としての「炭水化物」が不足すると筋肉を分解してエネルギー源としてしまうのです。せっかく、ウエイトトレーニングで筋肉をつけても、このようになっては意味がありませんよね。「ウエイトトレーニングをしているけれど、筋肉がつかないんです。」という選手の声をたまに聞きます。このような選手は、炭水化物不足が見られるかもしれません。
さて、炭水化物は何に多く含まれるのでしょうか。
炭水化物は、日本人の主食である「米」、「パン」や「麺類」、「芋」や「バナナ」に多く含まれます。毎日、しっかり食べていますか?
「糖質」と聞いて連想される「砂糖」も「炭水化物」の仲間です。砂糖は、吸収速度の速い炭水化物ですが、同時にエネルギーの低下も早いですので瞬間的なエネルギーの補給には使えますが、スポーツをする上ではおすすめできません。ただし、「米」などの炭水化物も時間とともに低下していきますので、「朝だけ」「昼だけ」といった摂取の仕方でなく「三食しっかり」摂っていきたいですね。
- 鎌倉 彩さん(SANQ〜九州スポーツ栄養士会〜代表)
- 1985年長崎県出身。
- 福岡県立城南高等学校、中村学園大学短期大学部食物栄養科を経て、2005年4月より外務栄養士として一般企業に勤務。短期大学部時代より高校野球部やボーイズリーグの選手・保護者・指導者を対象とした栄養講座を開講。2007年、食育セミナーも始める。2007年春より、「スポーツ栄養」を学ぶ管理栄養士・栄養士と栄養士を目指すメンバーで構成されたSANQ〜九州スポーツ栄養士会〜を始める。
- 栄養士・フードスペシャリスト・食育指導士
- 日本スポーツ栄養研究会会員














